子どもの権利を広める会の ホームページへようこそ!

このホームページに掲載している絵は、練馬区の小学生が描いたポスターと、子どもの権利条約カレンダーに掲載された世界中の子どもたちの絵です。

 

私たち「子どもの権利を広める会」では、一緒に活動してくださる方を募集しています。子どもの権利に関心のある方ぜひご連絡ください。連絡先 土田(tukken.1955jp@gmail.com)

 


子どもの権利条約とは…

 子どもがみんなしあわせになってもらいたい、というのは世界に共通の願いです。だから子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)が1989年に国連総会で採択されで日本も1994年にこの条約を批准しました。そして今年は、国連で採択されてから30年、日本が批准してから25年という節目の年です。でも、今の日本の子どもたちは、十分に権利が認められているでしょうか?残念ながら「NO!」です。今、日本の子どもたちは、虐待、体罰、いじめ、貧困などでとてもつらい思いをし、中には命を奪われたり、自ら命を絶ってしまうこともあります。私たち「子どもの権利(条約)を広める会」は、せっかく作られた「子どもの権利条約」を、練馬区の子どもたちに広め、生かすためにも、練馬区に「子ども権利条例」を制定したいと考えています。

 


何か悩んでいる子どもたちへ。このホームページの左のメニューにある「子どもたちへ。困ったことがあったらこちらへ」も見てみてね。


2020年8月22日(土)にオンラインで若い保護者向けの「子どもの権利ワークショップ(WS)」を行いました。

私たち子どもの権利を守る会では、自然な子育ての会はぐみるさんの「8/22みんなで話そう子どもの権利(オンライン)」に参加させていただきました。まず土田が練馬区内の小学校で、子どもたちに「子どもの権利」についてお話をさせていただいている内容を紹介し、それに対する子どもたちの感想を紹介しました。そして、2校6クラスの子どもたちに書いてもらった「練馬区の子どもたちの生活に関するアンケート」の集計結果も紹介しました。その後、土田が世話人をしている東京高校生平和ゼミナールのアピールをさせてもらいました。(高校生は残念ながら都合が悪くなり参加できませんでしたが)そして練馬区で石神井プレイパークを運営されている長谷部さんから、区内の学校における子どもたちの権利状況をお話していただき、その後参加者で自由に討論をしました。その中で出たことを列挙すると…子どもの署名をどう考えるか?学校で「この子だけを特別扱いできない」ということは「子どもの最善の利益」に反している。学校や公園での決まり事などについて「なぜこういう決まりがあるのか」を子どもに説明する責任があるが、それをせずに「決まりは守るもの」とか押し付けている。虐待としつけの境界は?→子どもが恐怖を感じたらダメ。要は基本的な信頼関係ができているかどうかが問題。コロナでインターハイなど中止になったことは仕方ないが、それを決める時大人の中にどれくらい「当事者の高校生の意見を聴こう」という意識があったか?→今の日本では子どもの時から大人になっても、自分の意志で何かが決定された経験がない=民主主義の基本が保障されていない。などなど、3時間以上話しても話題は尽きませんでした。また話しましょうということで終わりました。
写真の説明はありません。
立川君子、きむら めぐる、他8人